@article{oai:nsg.repo.nii.ac.jp:00003471, author = {松田, 美穂 and Matsuda, Miho}, issue = {1}, journal = {新潟医療福祉学会誌, 1346-8774}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 論文(Article), 介護老人保健施設において開設より5年に亘り音楽療法を実践した。施設の入所定員は100名,通所リハビリテーション定員は25名で,平均年齢は83.6歳,現在の平均要介護度は入所2.9,通所2.0である。初年度の音楽療法実施回数及び述べ参加人数,平均参加率は106回,3571名,79.4%で,4年目は128回,7055名,86.1%であった。他のリハビリテーションやレクリエーションに比べ音楽療法は参加率は非常に高かった。音楽療法を通して痴呆の問題行動の軽減や日本の伝統文化との融合にも取り組んできた。その一例として入浴拒否者に対し「風呂嫌いの歌」を創り,共に合歌することによって入浴拒否の軽減をみた。更に音楽療法を句会の参加と投句の動機付けに用い,参加者の維持,継続と投句の増加,質の向上を得た。また継続して投句されている方では,一般の方,痴呆の方を問わず長谷川式簡易知能評価スケールでの低下が認められない方が多かった。以上のことより音楽療法の有用性,癒しの効果を体験し,その可能性を確信するに至った。しかし入所者の聴力結果の結果からは,調査を行った46名中16名に両耳に中度(聴力レベル50∿70dB)以上の難聴が認められた。聴力に障害のある人が多いことを考慮すると,補聴器の使用やプログラムの内容について更なる検討が必要となろう。}, pages = {29--35}, title = {高齢者の音楽療法 : 「ケアポートすなやま」における実践}, volume = {2}, year = {2001} }