@article{oai:nsg.repo.nii.ac.jp:00004837, author = {小山, 洋司 and 富山, 栄子}, issue = {1}, journal = {事業創造大学院大学紀要, 2185-4769}, month = {Apr}, note = {application/pdf, 論文(Article), 1999年に創設されたユーロはEU域内の貿易を促進したが、1990年代の金融自由化やグローバル金融化と相まって、クロスボーダーの資本の大量移動と銀行の暴走を生み出した。これが2000年代半ばにEU諸国における不動産バブルを招いた。2008年にリーマン・ショックが起きると、これらの国々への資本の流入は停止し、逆流した。大量の不良債権を抱えた銀行セクターを救済するために各国政府は資本注入を余儀なくされ、結果的に政府債務は肥大化した。トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行、IMF)は政府債務を減らすために、周縁諸国に緊縮策を押し付けているが、この政策がこれらの経済の停滞を招いている。本稿は、中東欧の小国に言及しながら、ユーロ圏のシステム上の欠陥と政策上の問題を考察する。}, pages = {1--15}, title = {EMUのシステム上の欠陥と中東欧の小国}, volume = {7}, year = {2016} }