@article{oai:nsg.repo.nii.ac.jp:00005190, author = {里見, 泰啓}, issue = {1}, journal = {事業創造大学院大学紀要}, month = {Apr}, note = {application/pdf, 本稿は、人々の行為や人々が織りなす事象の起因となる主観的意味を解釈する質的研究に焦点を当てた。人々の主観的意味世界を深く解釈し研究の質を高めるには、分析過程において感受概念を用いて研究の方向性を定めること、データ収集の要となる参与観察では研究の基本的目的と問いの下で感受性を豊かにして予断を持たず分析対象者に接すること、漸次構造的な分析過程では予断や価値判断に阻まれないで価値からの自由という姿勢が重要であることを指摘した。また、質的研究の能力の向上には豊かな感受概念の涵養、揺るぎない研究の基本的目的と問いの確立が重要である。質的研究の能力の向上には具体的な分析過程からの 示唆、研究成果の応用と評価からの示唆を感受概念の涵養、研究の基本的目的と問い確立に結びつけるのが重要であることも指摘した。}, pages = {1--16}, title = {人の主観を探る質的研究能力の涵養について}, volume = {11}, year = {2020} }